2014年7月2日水曜日

7月1日(火) あしかがフラワーパーク藤棚せん定研修

7月5日(土)に予定している藤棚のせん定作業を予定してますが
その前に「あしかがフラワーパーク」で村岡さんから藤のせん定方法を
教えていただきました。
今回の参加者は6名です。
皆さん、何となくマスターしたようです。


カメラマン(鬼形さん)の意図が理解できているか不安ですが
順を追って見ていきましょう。

今の時期、つるが1メートル以上伸びているものもあります。
そんなつるには、もう花芽ができているものがあります。



藤棚は、そのままにしていると葉が茂り日陰になってしまいます。
藤棚が茂りすぎていないか、木漏れ日を見て判断します。


上の写真では、木漏れ日は少ないそうです。上部が適正なようです。
茂りすぎて光が不足すると、葉が枯れて黄色くなってしまいます。
こうなると、不要な枝を切るなどして光を入れる必要があります。


次に、移植してここに植えたという大藤で教えていただきました。
藤棚の上部のせん定です。藤棚上部のせん定のポイントは、
つるの長さを50cmほどできりそろえるということです。
これを、つるを1本1本行います。
途中まで終わった藤棚を見せていただきました。




大藤の幹は巨大で、こんな感じです。


藤の種類により、葉の大きさは異なります。
花の色が藤色と白色とでは、白色(右)の方が葉は大きく光を通しにくく、
考慮しながらせん定する必要があります。


つるを切ると、切った直下のつるが元気良く伸びます。
7月のせん定は、つるを暴れさせないために行うせん定です。
写真では右下方向に勢い良く伸びていました。


最後に、別の大藤をご覧ください。
幹より伸びた枝が放射状にまっすぐ伸びた、とても美しい藤棚です。
当会で管理している藤棚も、このような美しい枝づくりをお手本に
少しでも近づけたいものです。




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